住宅ローン審査が否認になる原因(不正が疑われる場合)

住宅ローン審査否認の原因には、不正が疑われているという事が考えられる場合があります。

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住宅ローン審査が否認になる原因(不正が疑われる場合)

あなたの住宅ローン審査申込に不正が疑われる場合には、住宅ローン審査は否認になります。

書類の改ざんなどが原因で住宅ローン審査が否認になった場合は、その後の住宅ローン審査にも影響がある場合がありますので、安易に行わないようになさってください。


・住宅ローンで購入をする物件価格が、相場価格と比べて高すぎる場合、

 またはあなたの年収を提示する書類に怪しい点がある場合等、

 書類の改ざんが疑われる場合には住宅ローン審査は否認になります。

自己資金の不足を補うため、物件価格を上乗せして住宅ローン審査の申し込みをしたり、借入しているその他のローンの支払をするため、住宅ローンの借入金額をその返済分を上乗せして売買契約書を結ぶなどの手口になります。

しかし、金融機関にしてみますと、毎日のように住宅ローン審査を行っているわけですので、当然物件に関する相場感というものは持っています。多少の物件価格の金額の上乗せでしたら見逃してくれる事もあるとは思いますが、あからさまな物件価格の上乗せについては、目をつぶることはできません。


・住宅ローンで借入をする資金の流れが明確でない

あなたの年収に対して、自己資金が大きすぎる場合なども疑いをもたれることがあります。第3者からの贈与や、所得をごまかしている等の不正が疑われる場合には、住宅ローン審査の否認の原因になることもあります。

また、住宅ローン審査の直前まで多額の借金があったにも関わらず、住宅ローン審査の時にはすべて支払されていたという場合にも、不正を疑われる場合があります。第3者に借入をして、借金の支払いを済ませたことが疑われるからです。

その他、住宅ローン審査の借入限度額をあげるための手段として、所得を多く見せかけるために、所得の追加申告などをした場合も、疑われる要因になりますので注意が必要です。


・悪質な不動産業者による紹介物件の事例

あなたが手に入れようとしている住宅を取り扱っている不動産業者が、以前住宅ローンに関する不正にかかわっていた場合などは、同様な手口での不正が疑われるため、あなたには何の関係がなくても住宅ローン審査は否認になる場合があります。

住宅ローン審査では、ハウスメーカー・取扱業者・販売業者などの属性も調査します。過去に不正が疑われる仲介業者にかかわる物件については、住宅ローン審査は否認になってしまいます。

※住宅ローン審査を承認にするためにできること