住宅ローン審査が否認になる原因(過去の借入)

住宅ローン審査否認の原因には、過去の借入が考えられる場合があります。

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住宅ローン審査が否認になる原因(否認の原因となる過去の借入)

■住宅ローン審査においては、今現在、借入が全くない場合でも、過去の借入状況によっては審査に影響があります。住宅ローン審査に不利に働く過去の借り入れなどについてまとめてあります。


クレジットカードの使用は、一般的には問題ではありません。

通常の使用方法でしたら特に解約も必要ありませんし、住宅ローン審査中の利用も問題にはなりません。

ですが、買い物以外の使用については住宅ローン審査否認の要因になる場合があります。たとえばキャッシングです。

借入と同じですので、キャッシングは少なくても3か月以上前から利用しないようにしてください。継続利用はもってのほかです。

買い物も、一括払いならいいのですが、リボ払いで使用している場合は借入とみなされますので、住宅ローン審査申込の3か月以上前に返済を済ませてください。

どんな借入でも、履歴が残っていますので、住宅ローン審査の際に見られて困るような利用方法はしないように注意しましょう。


■サラ金・消費者金融での借り入れ

すべて完済している場合でも、個人信用情報には履歴が残っています。金額や借入先などもわかってしまいますので場合によっては住宅ローン審査否認の原因となります。

サラ金・消費者金融で現在借入がある場合は、住宅ローン審査が否認になるのは覚悟しなければなりません。延滞などがなくてもだめです。

今現在借入していなくても、過去3年間以内にサラ金や消費者金融で借入をしたことがある場合は住宅ローン審査に大きなマイナス要素になります。

サラ金・消費者金融での過去の借入歴で一度でも延滞があった場合は、5年間は住宅ローンを組むのは無理だと言われています。

この場合、サラ金や消費者金融で借入した金額は多い、少ないが問題ではありません。借入したり、延滞したりという事実のみが問題になります。

借入のすべてを完済した日から、5年間を超えない日まで履歴が残る仕組みになっています。

出張先で銀行のカードを忘れたため、やむおえず、消費者金融で借入をしたことのある人が住宅ローン審査で否認になったという話もあります。

マイホームを取得しようと思っている方は、住宅ローン審査のことを考え、何があってもサラ金・消費者金融に手を出してはいけません。


■過去のローンの延滞情報

今は延滞が解消していても、個人信用情報に履歴は残ります。延滞している日数によって個人信用情報の保管期間は異なりますが、ローンを延滞する人は、住宅ローンの延滞をすることもあるということから、住宅ローン審査否認の対象になります。

金額や期間は問題ではなく、延滞したという事実が、お金の管理ができない、だらしがないとみられることにつながりますので、延滞だけはしないように気を付けてください。

かなり以前の延滞履歴が住宅ローン審査の際に問題となる場合もあります。

遅延があったらたとえそれが一日だったとしても住宅ローン審査には多少マイナスになります。

支払い延滞の履歴があるのに、どうしても住宅ローン審査の申込をしなくてはならないときには、過去に遅延があったことを担当者に正直に伝えたうえで、どうしてそうなってしまったのかの説明をしておいたほうがいいでしょう。

正直に申告したということで少しは信頼関係ができ、住宅ローン審査に有利に働くことがあるかもしれません。

※もし数日の遅延で、すぐに解消しているのであれば、本当にお金がなくて遅延した時でも、つい忘れていましたというべきです。正直に、お金がありませんでしたというのはやめてくださいね。

借入の内容につきましては、現在の借入状況 のメニューも参考になさってください。

※住宅ローン審査を承認にするためにできること