会社には、それぞれ格付けというものがあり、この会社のランクは○○・・・というように決められています。
ある程度の規模の企業でしたら、格付けがありますが、中には、格付けにも入らない企業などもあります。
格付け企業に含まれない場合は、ランク外になりますのでプラスになることはありません。
また、格付けとは別に、勤務先の評価が行われますが、大きく3つに分けて考えられます。
@勤務先の規模
A近年の経営状況
B業種
これらの状況でランクが決められ、住宅ローン審査に影響があります。
@勤務先の規模
こちらは、資本金の額や、上場しているかなどで評価が変わり、社員数なども評価の対象になります。
社員数が多く、資本金が多額な上場企業であれば、そう簡単にはなくなることはないだろうという基準です。
逆に、できたばかりで社員数も少なく、資本金も少ないという企業ですといつまで続くか分からないという危惧がありますので、マイナスになります。
大手都市銀行での借入は難しいといえます。
A近年の経営状況
経営状態の良好な企業はプラスに、業績の振るわない企業はマイナスになるといえます。
特に業績が悪くて倒産が予想されるような状況ですと、審査にかなり影響が出ます。
すぐに倒産してしまいそうな企業の社員では、長くローンを払い続けることは難しいと考えられるからです。
B業種
安定している業種か、そうでないかという基準です。
今が良くても、20年後にはわからないという仕事の場合はプラスにはなりません。
安定していて、いつの世の中でもすたれない仕事というのが理想とされます。例を挙げますと、公務員などは日本がある限りなくならないといえますので有利になります。
資格を取るのが難しい業種も優遇されます。医師、弁護士、会計士、税理士、司法書士等は5師士と言われ、特に優遇対象になります。
※住宅ローン審査に承認になるためにできること