住宅ローン審査における、健康状態の与える審査への影響をお知らせします。
金融機関の住宅ローンは、団体信用生命保険に加入することが条件になるケースが多いので、健康状態が芳しくない場合は承認にならないことがあります。
通常、3年以内の入院歴や通院歴について申告をし、団体信用生命保険の加入できるかどうかの審査を行います。
審査の結果、団体生命信用保険に加入できないことになると住宅ローンの借入ができなくなります。
住宅ローン審査の申し込み時より3年以内に入院歴がある場合や、現在通院中の場合は、団体信用生命保険に加入できない場合がありますので、審査申込書類を揃える前に金融機関に相談することをお勧めします。
しかし、入院歴があるから必ずしも団体信用生命保険に加入ができないかというと、そんなこともありません。入院する原因となる病名や、その程度にもよるようです。
ある金融機関で申込をしてだめだった場合、他の金融機関で審査をしても、通ることはないと言われています。保険の引き受け会社が同じこともあるからです。または、何らかの方法で情報の共有が行われていることも考えられます。
団体信用生命保険に加入できないことを考えると、心配なことがある場合には、3年以上たってから申し込みをなさることをお勧めいたします。
3年以上昔のことは申告する必要はありませんので、入院後3年以上経過してから住宅ローン審査の申込をする方が無難です。その場合、3年以上前に入院歴があるなどということは、申告しなくても構いません。
団体信用生命保険に加入できない場合は、同居の奥さまに連帯保証人になっていただくことで融資が可能になるケースもあります。
また、フラット35においては、団体信用生命保険への加入は任意となっています。団体信用生命保険に加入するか加入しないかは、申込をする本人が決めることができますので、団体信用生命保険に加入をしないことも可能です。
しかし、団体信用生命保険に加入をしないときには、債務者に万一の場合があったときには、残された家族が住宅ローンの支払いを続ける必要があります。
不測の事態に備え、家族に多大な負担がかかることを考えると、やはり団体信用生命保険への加入は必要だと考えられます。
※住宅ローン審査に承認になるためにできること