住宅ローン申込の基礎知識(は行用語集)

は行 から始まる住宅ローンの用語

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住宅ローン申込の基礎知識(は行用語集)

*否認 

ローン借入の申し込みをして審査をした結果、審査結果がNOになったときのことをいいます。

審査が否認になったことは履歴として残り、次回、別の銀行でローン申し込みをして、審査をする際の参考資料にもなります。

数回続けて否認になると、審査に影響があるといわれています。


*返済期間 

ローンを支払う期間のことを言います。最長で35年となり、1年刻みで自由に選ぶことができます。


*変動金利 

この金利返済方式を選択すると、その時々の金利情勢により金利の見直しが行われます。

一般的に半年ごとに金利の見直しが行われ、返済内容(毎月の返済金額の中の利息金額)の変更がありますが、返済金額自体は5年間変わりません。

同じ金額を返済していても、金利が高い時には返済金額の中の利息の割合が増え、利息が低い時には返済金額の中の利息の割合が低くなり、元金部分の返済が大きくなります。


*返済負担率

返済負担率とは、あなたの年収に占める住宅ローンやその他のローンの支払合計金額の割合を指します。返済負担率が○%などといいます。


*保証会社 

個人がローンの借入をする際、保証人の代わりに債務者の保証を請け負います。

保証会社に保証してもらうには、ローン保証料を支払うことが必要になり、保証会社に保障してもらえない場合は、原則としてローンの借入はできません。

保証会社は、ローン債務者が何らかの理由でローン支払いができなくなったときには、債務者に代わって銀行にローン残金を支払います。

債務は保証会社に移行し、保証会社が物件の処分などを行うことになります。


*保証料  

住宅ローンの借入をするときに、信用保証会社に保証を委託した場合に必要となる費用です。

保証料は金額や借入期間によって異なり、借入金額が多いほど、また借入期間が長いほど高くなります。

借入時に前払いで支払いますが、当初に支払いができない場合は、金利に組み込むこともでき、その場合は通常の金利より0.2%程度金利を上乗せして返済します。

また、諸費用として借入することも可能ですが、保証料分はローン実行時に一括で前払いすることになります。

なんらかの理由でローン支払いができなくなった場合は、保証委託会社があなたに代わって銀行にローン残金の支払いをしますが、あなたの債務がなくなるわけではなく、今度は保証会社宛に債務が残ります。

物件は競売などにかけられて処分されることとなります。


*本審査

住宅ローンの審査には、仮審査(事前審査)と本審査があります。

仮審査は返済負担率や、年収等から、住宅ローンの借り入れができるかどうかの簡易的な審査をするのに対して、本審査では個人信用情報も考慮して本格的な審査となるため、仮審査で承認になっても本審査で承認になるとは限りません。

本審査で承認になった場合は、よほどのことがない限り6か月ほどは審査の結果が継続し、いつでも融資可能な状態が続きます。(団体信用生命保険は3か月ほどで再審査になります。)

ただし、勤務先が変わったり健康上の問題で団体信用生命保険に加入できなくなってしまうと審査は白紙に戻ります。


※住宅ローン審査を承認にするためにできること