住宅ローンが減額になる原因(物件担保価格)

住宅ローン審査減額の原因には、物件担保価格が考えられる場合があります。

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住宅ローン審査で減額になる原因(物件担保価格)

住宅ローン審査において、申込希望金額よりも、提供する担保物件価格が著しく低い場合は減額や減額の対象になります。

住宅ローンの申し込みをして融資が実行されると、融資を受ける代わりに、対象物件に抵当権が設定されます。

抵当権を設定された場合、あなたが何らかの理由でローンの支払いが不能になった場合、金融機関や保証会社により物件の売却が行われ、ローンの返済に充当されることになります。

万一の場合、別件を競売しても、大きく残債が残ってしまうのを避けるためです。

あなたがローンを支払できなくなった場合のことを考えての決定になります。

住宅ローン審査では、安定した大きな企業にお勤めの場合には多少担保価格が低くても借入できますが、その逆もあり、年収が低い場合には担保評価額によっては減額となる場合があります。

新築物件における住宅ローン審査の場合には、購入金額が担保評価として認められますので、減額になる場合には、担保評価額ではなく、申込者自身の属性に原因があるとみたほうが妥当です。

しかし、中古マンション・中古戸建ての購入や借り換えには注意点が必要です。

住宅ローン審査に使われる担保価格の評定は、税務署などが評定する価格に基づいた評価額になりますので、市場価格とは全く異なります。担保評価額があまりに低すぎる物件については住宅ローン審査に承認になることは難しくなります。

物件の市場価格と金融機関の査定額には開きがありますので、注意が必要です。

住宅ローン審査で融資金額が減額されてしまう場合は、自己資金で賄わなくてはなりませんので、中古物件の場合は多少多めに自己資金が必要になる場合があります。

※住宅ローン審査を承認にするためにできること