住宅ローン以外に借入がある場合、住宅ローン審査に及ぼす影響について考えます。
住宅ローン以外に借入がある場合、あなたの年収に応じた借入限度額の上限が低くなります。住宅ローン以外にも支払いがあると、年収に占める返済の割合が大きくなるからです
借入している総額や、月々の支払金額を考慮して、あなたの支払できる住宅ローンの返済金額を提示されることになります。
車のローンやカードローンなどの利用がある場合には、自己資金に余裕があるようでしたら、数か月前に返済を済ませたほうが借入できる金額は大きくなります。
黙っていればばれないかというと、そんなことはありません。今現在借入がなくても問題は残ります。履歴が残っているからです。
特に、消費者金融で借入があったり、借入したことがある方は、住宅ローン審査に通らない可能性が大きいです。
住宅ローン以外の借入がある場合はすべてとは言いませんが、報告しなくてはくてはならない場合が多いです。
住宅ローン審査では個人信用情報の調査を必ず行います。個人信用情報の調査をすればほぼすべてわかってしまいますので隠すことはできません。
現在借入しているローンなどはすべて申告したほうがいいでしょう。
一括払いで利用している光熱費や電話代金の支払いなどは申告の必要はありませんが、
継続して支払いのある分割払いがある場合は、残金と月々の支払金額をあらかじめ伝えておかないと、借入があるのに、隠そうとしたというふうに取られてしまうことがあります。その場合、住宅ローン審査にはマイナスになる場合もありますので、隠そうとするのは厳禁です。
ただし、まれに、申告しなくても大丈夫な借入があります。金融機関にはばれない借入というものもあるからです。
簡単に申し上げれば、住宅ローン審査の申し込みをする際には、金融機関にわかってしまう借り入れについては申告し、わからない借り入れについては申告しなくても良いということになります。
ばれてしまう借り入れに関しては、現在いくらの借り入れがあって、月々の支払いが何円なのかをあらかじめ相談しておかないと、借入限度額の計算もできませんし、住宅ローン審査を行う金融機関との信頼関係がなくなります。
※住宅ローン審査を承認にするために・借入がたくさんある場合の対処法とは